ダメ!では治らない。玄関チャイムの無駄吠えはどうしつける?

玄関チャイムや来客、宅配便業者・・・愛犬が玄関先で激しく吠えてしまいお悩みの方も多いでしょう。中には玄関チャイムの電源を切ってしまったという方もいるほどです。

厳しく、何度も叱ってもなかなか改善しないこの行動にどう向き合うのか解説します。

玄関チャイムの克服は大きな課題

玄関チャイムに犬が過剰に反応する理由は、

〇突発的に音がするから

〇音がなると同時に家族が慌ただしく行動するから(席を立つ、部屋から出て玄関へ向かう、来客があるなど)

〇来客など家族以外の存在が登場するから

実は玄関チャイムが鳴り、愛犬が玄関へ向かい吠えるという一連の流れは、家族の行動そのものを真似ているにすぎません。家族は知らぬ間に、愛犬に玄関チャイムが鳴った後の行動を教えてしまっていたのです。

そのため、愛犬は「ダメ」「ウルサイ」と叱られても、どう対処すべきか?が理解できず、何度も家族と同じ行動を繰り返してしまいます。

しかし、なかなか家族が玄関チャイムを無視することは難しく、愛犬のしつけにも困るものです。子犬を家族に迎える時は、この点もあらかじめ家族でルールを決めておきます。

例えば、

〇玄関へ通じる経路やドアは必ず閉めておく

〇愛犬が玄関へ近づくことが出来ないように、手前の位置にゲート(柵)を設置しておく

という方法があります。

玄関へ近づけば近づくほど、愛犬のボルテージも上がるので、その手前で制限をかけておきましょう。

すでに無駄吠えの癖がついてしまったという場合は

「犬は何歳になっても、学びなおしの出来る唯一の動物だ」と言われることがあります。家族の中で生活のルールが変った場合でも、必ず新しいルールを理解し、順応できます。

すでに無駄吠えの癖がついてしまっている場合は、リビングや愛犬がいつも過ごす場所に、

〇写真のようなマット

〇サークル

〇キャリーケース

のいずれかを設置しておきます。初心者の場合は扉を閉めることの出来るキャリーケースがおすすめです。

その上で、

① 玄関チャイムが鳴ります

② 愛犬に「ハウス」と指示を出し、キャリーケースの中に入れ扉を閉めます

③ 愛犬が自らキャリーケースの中へ入らない場合は、飼い主が誘導し入れておきます

時間的な余裕がある場合やオヤツをキャリーケースの中へ転げ入れ、愛犬に追わせて自ら入るように誘導してもよいです。

④ その後、飼い主は玄関へ応対に向かいます

⑤ 愛犬は興奮している場合は、あえて声をかけずに無視をします

⑥ 愛犬が静かになり、落ち着きを取り戻したらキャリーケースの扉を開け、自由に行動させます

一見、面倒な手順にも思えますが、習得することでお互いのストレスは格段に減らすことが出来ます。

これまでのように、激しく吠える愛犬を大声で叱る必要はもうありません。飼い主は落ち着いた口調で「ハウス」と指示を出せばいいのです。

この手順を踏まえれば、愛犬は玄関チャイムが鳴った時に、自身がどんな行動をすればいいのかが明確になり、興奮やパニックを起こさずに済みます。

日ごろからハウス好きになっておくことが大事

ここで重要なポイントは、日ごろから「ハウス」を好きでいてもらうことです。ハウスは決してお仕置きや体罰の為に用いるわけではありません。ハウスは愛犬にとっての避難場所、安全地帯であるべきです。

日ごろは、

〇ハウスの中で就寝させる

〇ハウスへオヤツを転がし入れ、食べさせる

〇旅行やドライブの際にもこのハウスを持参する

〇ハウスの場所をむやみに変更しない

〇愛犬がハウスの中にいるときに驚かす、恐怖を与える行動をしない

という点を心掛けておきましょう。

またハウスの習慣がついていれば、万が一の災害や愛犬同伴避難の際も、安全にい落ち着いて愛犬を扱うことが出来ます。

 

犬のしつけ方

\ Share /