「お座り」は教えるべき?どんな場面で活用するの?

子犬のしつけに関する話題になる時、大抵の方は「おすわり」が出来る事を自慢げに口にされます。おすわりは食事の直前に教えることが多く、子犬も食事をもらうためのルールとしてあっさりと身に着けてくれます。

ただ、おすわりはいざ教えたものの食事時以外に指示する機会がないという声もあります。おすわりの正しい活用法を知ると、これからの愛犬との生活がもっとスムーズになっていきます。

正しい「おすわり」はどんなスタイル?

おすわりは子犬のしつけで、一番簡単だと感じるでしょう。中には飼い主があえて教えずとも、出来ることもあります。これは母犬やペットショップにいた他犬の様子を真似ているからです。

飼い主が教える場合でも食事やオヤツというわかりやすいご褒美があるので、スムーズに行動に移すことが出来ます。

ただ、

・一瞬だけお尻を床につける

・ばたばたと体を動かしたまま、おすわりをしている

・おすわりをしながら、催促のために吠える

・飼い主の手が届かない距離に座っている

これらは正しいおすわりとは言えません。どちらかと言えば、愛犬が主導権を握っている状態です。

おすわりを教えるならば、正しく教え、正しいおすわりとはどうあるべきかを子犬のうちから理解させていきましょう。

具体的には、

・飼い主の手が簡単に届く距離で座る

・一旦座ったら、落ち着いた姿勢で次の指示を待つ

・催促吠えや飛びつきは禁止

つまり、おすわりの姿勢から次の行動に移るまで飼い主の指示を待つことが正しいおすわりです。飼い主が「ヨシ」や「OK」など合図や「マテ」や「ふせ」などの別の指示を出すまでは、じっとお座りを姿勢を保ちます。

ここまでの一連の流れを身に着けることで、やっと「おすわり」が出来ると言えるのです。

「おすわり」が役立つ場面はどんな時?

生後間もない子犬はやんちゃざかりで、一瞬でさえじっとしていたくないと考えています。そのためおすわりをすること、姿勢を保つこと、飼い主の指示を待つことはどれも苦痛でしかありません。

これからどんどん体が大きくなり、活発になり、社会に出るようになると、やんちゃなこと、わがままなことが通用せず、危険と感じられることもあります。

例えば、

・散歩中に飼い主が愛犬の排泄物を片づけているとき

・横断歩道で信号待ちをしているとき

・ドッグカフェで飼い主が食事をしているとき

こうした場面で、愛犬が自由勝手に動き回ってはどうでしょうか?場合によっては通行人や自転車に迷惑や危険を与えてしまうこともあるでしょう。

そんな時、飼い主が愛犬に「おすわり」の指示を出していたら、愛犬が飼い主からの「ヨシ」の合図があるまで、きちんと座り待つことが出来たら、安全に過ごすことが出来ます。

おすわりを身に着けさせる理由は、食事の前の一瞬芸ではなく、このように社会で安全に暮らす為だと理解しておきましょう。

「おすわり」が出来ない、しない場合はどうすればいい?

しつけにおいては、必ずしもマニュアルやDVD、書籍の通りに成果が出ないことも多々ありまます。それは愛犬にも自我があり、性格があり、特に子犬の時期は様々なことに興味津々だからです。

まず、おすわりは自宅で練習を重ねましょう。自宅であれば、屋外と違い余計な騒音や臭い、気配を意識することなく集中して練習を重ねることが出来ます。

その後、屋外で行う場合はより臭いの強いフードやオヤツを持参し、臭いによって愛犬の意識を集中させてあげます。決して叱らずに、褒めること、楽しむこともしつけには大切な要素です。

 

犬のしつけ方

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